【赤ちゃんを迎えるカラダづくり②】

query_builder 2026/07/11
【赤ちゃんを迎えるカラダづくり②】

🟡西荻窪の隠れ家風鍼灸院 たまご堂から

前回は、
「仙骨神経叢」
という、
骨盤の神経ネットワークについて
お話ししました。

実は、
赤ちゃんを迎える身体は、
骨盤だけではなく、
脳とも
とても深くつながっています。

お産は、
子宮だけが頑張っているわけではありません。

実は、
大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)
と呼ばれる、
本能や感情をつかさどる脳も、
大きく関わっています。

その中でも、
扁桃体(へんとうたい)
は、
「危険かもしれない」
と感じる場所。

そして、
海馬(かいば)
は、
「怖かった。」
「痛かった。」
という記憶を残す場所です。

もし妊娠中に、
強い不安や、
恐怖、
緊張した状態が続くと、

身体は、
「今は安心できる状況ではないかもしれない。」
と感じやすくなります。

すると、
交感神経が優位になり、
呼吸が浅くなったり、
肩や背中に力が入ったり、

骨盤底筋群も
無意識に緊張しやすくなることがあります。

これは、
異常なことではありません。

身体が、
お母さんと赤ちゃんを守ろうとしている、
自然な防御反応です。

動物は、
外敵が近づくと、
出産を一時的に止めることがある、
とも言われています。

人もまた、
本能の部分では、
「安全」
をとても大切にしている生き物なのかもしれません。

助産院でたくさんの妊婦さんと
関わらせていただく中でも、

静かな環境で、
ゆっくり呼吸ができて、
「大丈夫ですよ。」
と声をかけられた時に、

お腹の張りがやわらいだり、
身体の力がふっと抜けたり、
そんな場面に出会うことがあります。

もちろん、
すべてが脳だけで説明できるわけではありません。

赤ちゃんの向き。
子宮や胎盤の状態。
お母さんの体調。

いろいろな要素が重なって、
お産は進