【産後の睡眠❶】

query_builder 2026/07/16
【産後の睡眠❶】
🟡西荻窪の隠れ家風鍼灸院 たまご堂から

出産を経験したお母さんに、
「産後、一番したかったことは?」
と尋ねると、

「眠りたかった。」

という言葉を聞くことが少なくありません。

授乳。
おむつ替え。
抱っこ。
寝かしつけ。

ようやく眠れそうになったと思ったら、
また赤ちゃんが起きる。

そんな毎日が続きます。

でも、産後の身体は、
本来なら十分な休息を必要とする状態です。

胎盤がはがれた子宮には
大きな傷が残り、
失った血液を補い、
ホルモンは大きく変化し、
母乳をつくり始めます。

身体は、
目に見えないところで休むことなく働き続けています。

だからこそ、
睡眠は「休憩」ではありません。

傷ついた身体を修復し、
ホルモンのバランスを整え、
免疫の働きを支え、
心と身体を回復させる、
かけがえのない時間です。

産後ケアの目的は、
赤ちゃんを預かることだけではありません。

お母さんが安心して眠れる時間をつくること。

それも、とても大切な産後ケアです。

東洋医学でも、
眠っている間に「気血を養う」と考えます。

産後は、
頑張る時期ではなく、
回復する時期。

眠れるときには眠る。
家事は後回しでも大丈夫。

お母さんが眠れることは、
お母さん自身を守るだけでなく、
赤ちゃんの健やかな成長にもつながります。

産後のお母さんが安心して眠れる社会であってほしい。

たまご堂は、 
その回復の時間を大切に考えています。

参考
・河合蘭「産後ケアの持続可能性を考える 母親が安心して休める制度になっているのか」
・厚生労働省「産後ケア事業」
・日本産科婦人科学会 公開資料

この投稿は
「産後の睡眠」シリーズ第1回です。

次回は
「産後は、なぜこんなに眠れないの?」 をテーマに、産後の睡眠不足が起こる理由につ�