【ぐっすり眠るためのケア❶】

query_builder 2026/08/06
【ぐっすり眠るためのケア❶】

暑くて眠れない。
冷えて目が覚める。

最近、
「なかなか寝つけない」
「夜中に何度も目が覚める」
「寝たはずなのに、朝から疲れている」
という方が増えています。

真夏は、
夜になっても寝室に熱や湿気がこもりやすくなります。

眠りにつくとき、
私たちの身体は、
手足などから熱を外へ逃がし、
身体の内側の温度を少しずつ下げていきます。

ところが、
寝室が暑く湿っていると、
身体の熱をうまく逃がせず、
なかなか寝つけません。

眠れても浅くなり、
暑さで何度も目が覚めることがあります。

そこでエアコンを強くすると、
今度は首や肩、お腹、足元などが冷えて目が覚める。

寒くなってエアコンを切ると、
しばらくして室温が上がり、
また暑さで目が覚める。

そんな夜を繰り返していないでしょうか。

暑い屋外では、
身体は汗をかき、
熱を外へ逃がそうとします。

冷房の効いた室内では、
反対に、
熱を逃がさないように働きます。

この体温調節を担っているのが、
自律神経です。

暑い屋外と冷えた室内を何度も行き来する夏は、
自律神経が一日中、
切り替えを繰り返します。

寒暖差があるだけで、
すぐに自律神経が「乱れる」
ということではありません。

けれども、
暑さ、冷え、発汗、睡眠不足などの負担が重なると、 
夜になっても身体がうまく休息する状態へ切り替わらず、
・寝つけない
・眠りが浅い
・夜中に何度も目が覚める
・朝になっても疲れが取れない
という状態につながりやすくなります。

だからといって、
エアコンを切って暑さを我慢する必要はありません。

厚生労働省の
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、夏はエアコンなどを使い、
寝室を夜間を通して涼しく保つことが大切とされています。

大事なのは、
「冷やすか、切るか」ではなく、
一晩中、
自分にとっての「ちょうどよい」を保つこと。

今夜は、
・寝床の近くで、
実際の温度と湿度を確認する。
・冷たい風を身体へ直接当てない。
・お腹や足元など、
冷える部分は薄い寝具で守る。
・エアコンが切れた後に暑くなるなら、
無理にタイマーで止めない。

この4つを確認してみてください。

エアコンの設定温度と、
実際に眠っている場所の温度は、
同じとは限りません。

夏の眠りは、
暑さを我慢することでも、
冷房で身体を冷やし続けることでもなく、「ちょうどよい」を探すことから始まります。

次回は、
こうした眠りの浅さが、
食欲不振、身体のだるさ、気力の低下などの「夏バテ」につながっていくお話です。

【参考】
・厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
・Okamoto-Mizuno K, Mizuno K. Effects of thermal environment on sleep and circadian rhythm. 2012

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